青色LED
20世紀の大発明!といわれた中村教授の青色LEDの開発に関するとりあえずの決着がついた。
http://newsflash.nifty.com/news/ts/ts__jiji_30X914KIJ.htm
「発明に対する対価」という意味で争われたものの中でも、請求額が格段に大きいこの訴訟の判決は同様の発明対価訴訟に大きな影響を持つと思われる。なんといっても対価604億円という額がハンパじゃない。
「青色発光ダイオードの発明」がそれほどの発明なのか?というとその答えはyesだ。ノーベル賞クラスといっても過言ではない発明である。開発の難易度、社会への貢献度を考えると近い将来ノーベル賞をもらうのは間違いない。それほどの発明だ。
教授が日亜で不遇だった話も涙を誘われる。開発までの経緯は
http://www.asahi.com/national/update/0130/044.htmlに詳しい。
しかし、この判決で『子どもが夢をもてる』という教授の意見は、もろ手を挙げて賛成できるものではない。確かに日亜が払った発明に対する対価2万円はおかしい。しかも、今回の訴訟中に会社側がはじき出した青色LED発明における会社の利益がマイナス15億円(!)という、教授側試算の2500億円と比べるまでもなく大人気ない数字も日亜という会社のいいかげんさを際立たせているが、だからといってこの発明で教授が604億円を手に入れることが果たしてどんな”夢”を子どもに与えるのだろうか?
発明をすれば大金持ちになれる?
科学をすればお金をたくさんもらえる?
確かに、「”お金持ち”になれる!」という夢は与えられるかもしれない。しかし、この教授は本当にそんな夢を持たせたいのだろうか?そんな”夢”が好奇心の結晶であるはずの科学の進歩を導くのだろうか?基礎科学の将来が危うい・・・。
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