3年ぶりに日本にもどりました。ただいま日本生活時間にリハビリ中。
それはつまり何が事実かということではなく、事実からどのように作られた真実かということを問うているのである。真実を求めること自体が悪いわけではないが、その真実が造りだされた過程を知らなければ、たとえ真実を得たとしても価値は少ないわりに弊害が多い。真実はいつも程度の差こそあれ脚色された事実、つまり虚構なのだ。我々は多くの虚構の中に生き、自分を取り巻く虚構の中から自分に都合の良い虚構を探し出して納得、あるいは妥協する。しかし、そのことをあなたは非難してはならない。だってそれはあなたも知らない内に自分でやっていることなのだから。だから我々が持つべきは、真実がどのように構成されているかを見極める力だ。どこまでが事実で、どこからが脚色かを調べるには、手や足を動かし、自分の目や耳で確認してその事象を調べなければならない。そして、その事実から導き出された真実を虚構として楽しむことができるようになれば、それは大きな進展である。
(しのり「the Days of Lies & Smiles (DLS)」より)
科学,剣道,小林弘利,森博嗣